約束のネバーランドで思う打ち切られる作品

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約束のネバーランド

原作は白井カイウ氏、作画は出水ぽすか氏の漫画です。

アニメ化・映画化・小説化もされている人気作品。

週刊少年ジャンプにて連載されていましたがもう終了しています。

ストーリーをザックリ説明すると、孤児院で育てられた子供達が6歳から12歳の間に里親に引き渡されていると思っていたら、鬼のために食料として出荷されていて、そのことに気がついた子供達が孤児院から脱走しこの世界の真実を知って、人間の世界を目指すという話。

実は世界は鬼の世界と人間の世界とに分かれていて、主人公達がいる世界は鬼の世界側。

私達人間が人間以外の動物を養殖するのと同じように、鬼は人間を養殖して食べています。

つまり主人公達が育った孤児院は孤児院ではなく養殖場です。

2つの世界に分かれる前は鬼と人間が一緒の世界でしたが、鬼は人間を食べるために当然人間を殺すし、人間は食べられないように鬼を殺すというような争いが絶えませんでした。

互いに嫌気がさし鬼と人間はある約束を交わして棲み分けを行ったのです。

それが主人公達のいる時代からおよそ1000年前の話。

鬼系で人喰い系と言えば鬼滅の刃ですが、そういう意味では約束のネバーランドも同じ系統の漫画なのですが、決定的に違うところがあります。

鬼滅の刃は鬼の世界というよりも人間が鬼になっちゃた系、ここはちょっと人間が巨人になっちゃった系の進撃の巨人に近いですね。

元人間なんだけど色々あってこんな姿になっちゃった系漫画。

約束のネバーランドは人間と同じようにもともと鬼という生物が存在している話。

鬼の世界の方は一部の鬼達以外の一般鬼というか庶民鬼は時代背景が古いです。

人間の世界側は私達の世界のような近代的な暮らしですが、鬼の世界側庶民鬼は焚き火で料理みたいな感じです。

人喰い系だけどあまり気持ち悪くないのが特徴の1つにあります。

シーズン2で打ち切られたのが明白

アニメはシーズン2まで放送されていますが、原作を知っている人からすると打ち切られたのが想像できるほど展開が早くカットされた部分が目立ちます。

シーズン1は原作との違いはそんなになく、特に違和感はありませんでした。

私はシーズン1よりもバトル的な部分を映像で見たかったので、原作を知っていてもそれ以降の話を楽しみにしていたのですが、こんな終わり方とは・・・・・

シーズン2はエピソード3から「ん?こんな話だったっけ?」と見ていて思いました。

早々に最終回に向けて動き出すので「なんか意味わからないな」と思うところもしばしばあります。

それもそのはず、たったの12話で残りの原作15巻をまとめたのですから。

途中で今までのまとめ的な話の特別編なるものがエピソード6に入ってくるので、ストーリー的には11話でまとめた感じです。

ただでさえ短くまとめなくてはいけないのに回想シーンが多い特別編いるかしら?と疑問に思います。

シーズン1は原作5巻の37話まで。

約束のネバーランドは最終話まで20巻あります。

本来ならシーズン4まであってもおかしくないボリューム。

個人的に1番楽しみにしていたのが、鬼が遊びで人間狩りをする場所での戦闘シーンの映像化。

そんな話はありませんでした。

人間狩りの話(ゴールディ・ポンド編)は、主人公達が孤児院を脱走してたどり着いたシェルターで出会う大人の男性も重要人物の1人です。

その男性はアニメでは出てこなくて、ここからまるまる原作14巻の118話までカットされています。

6巻から14巻までほぼカットされているのです。

どういうことなんでしょうか?

そんなことするのなら放送しなきゃよかったのではないですか?

私も中年なので大人の事情でこうなったのも理解できますが、作品としてはもったいない終わり方であったと言わざるを得ません。

一応アニメの最終話もうっすら感動はします、こんなんでも。

なのでなおさらもったいないですね。

使われている音楽も素敵で引き込まれるのにコレはないでしょう。

私はAmazonプライムビデオで見ているのですが、シーズン2を見る前に星の割合が目に入るのですが、それがとても少ないのが気になってはいました。

見終わって納得、そりゃ少なくなるはずです。

原作にも疑問の声

もしかして作者はもう終わらせたかったのでしょうか?

これは昔、幽遊白書を読んでいても思ったことでしたが、こちらは本当に作者が終わらせたかったようでした。

正直、鬼滅の刃もそう思いましたが・・・・・

そういう意味では進撃の巨人は優秀です。

約束のネバーランドは伏線回収が雑というようなことを発信している人もいたんですけど私もそう思います。

伏線だと思っていたことが回収されていないのもあるし、意味ありげだったけどそれだけでしたみたいな。

こういうのを見ると本当は伏線だったんだろうけど、なんらかの事情で打ち切りになったから放置になったのだと推測できます。

原作者の意図なのか編集部側の意図なのか、どちらにせよなんだかこれももったいない感じです。

アニメ打ち切りの考察

ネット界隈では色々な噂が飛び交っています。

  • 原作者が終わらせた
  • 製作側が終わらせた
  • テレビ局側の指示
  • 実写映画に予算使っちゃった
  • もともと契約が2クールだった など

真相はわからないですがもし予算が関係しているのなら、実写映画が失敗である可能性が高いです。

そもそも実写映画になると知った時「なんかダメそう」って思いましたし、原作漫画がアニメになるのは見た目的には変わらないためそんなに違和感ありませんが、実写となると役者に違和感が出る場合なんて多々ありますから。

主人公達を演じる役者が発表された時も「年齢的に無理があるわ」って思った人は多いと思います。

私は全く映画を見る気がしませんでした。

同じような内容で実写化するくらいなら、その予算を使ってアニメを原作通りに終わらせてほしかったと思う人は私だけではないでしょう。

鬼滅の刃と時期が重なっていたので、鬼滅同様大ヒットさせたかったのがそうでもなかったというのも理由に入るかもしれないです。

だとしたらお粗末な考え方だと思いますが・・・・・

そうそうあんなに大ヒットする作品は出てきません。

昭和・平成・令和をまとめても、あんなに大ヒットした作品は鬼滅の刃だけだと言っても過言ではないくらい他に記憶にないです。

今後も鬼滅の刃を追い抜くような作品はすぐには出てこないでしょう。

過去に打ち切りになってガッカリした作品

漫画・アニメ・ドラマと過去に打ち切りになった作品はたくさんあるでしょうけど、私が当時実際見ていて途中で打ち切りになりガッカリした記憶が残っている作品が4つあります。

ダークエンジェル

2000年から2002年まで放送されたアメリカのテレビドラマシリーズです。

日本での放送は2002年からでしたが、シーズン2の途中からゴールデン枠での放送が打ち切りに。

私は当時CSのFOXで見ていたので最終話まで見ました。

放送される前から大々的に宣伝されていて注目されていたドラマでしたが、シーズン2でコケます。

中途半端な上に謎だらけで終了したのが残念でなりません。

遺伝子操作によって生み出された特殊能力を持つ人間達の話で、極秘施設から何人かの子供達が脱走し消息不明に。

彼らは極秘施設で戦闘マシンとして厳しい訓練を受けているのでそう簡単に捕まりません。

その中の1人、脱走してから10年後の成長した女性が主人公でかつての仲間達を探すのですが、とにかく強いです。

シーズン2で打ち切りの理由としては、あの911事件が起きるなどして時期が悪かったのがあるので仕方ないのかもしれません。

極秘施設で育った子供達も首筋にあるバーコードで管理されていた部分など、育てられた目的は全然違いますが約束のネバーランドに似た部分があります。

LOST(ロスト)

2004年から2010年まで放送されたアメリカのテレビドラマシリーズです。

日本では2005年にCSのAXNが独占放送、私はコレで見ていました。

こちらはシーズン6まであるので早々に打ち切られたわけではありませんが、謎の多いドラマだっただけに最終回のガッカリ感はハンパないです。

「あれだけ視聴者を引き付けておいてこの幕引き何?」と思いましたね。

伏線回収できていないところも多々ありなんともお粗末でした。

一般的には打ち切られた作品に入っていませんが、あの終わり方からして個人的に打ち切り作品としています。

航空機が島に墜落するところから話が始まり、生存者達が生き残るために島でサバイバル生活をするのですが、謎の島・得体の知れない生物・様々な人間模様・自分達以外の人間達・時折過去のシーンなど、シーズン6まであるのでまとめきれません。

打ち切りの理由としてはおそらく視聴率低迷ではないかと。

シーズンが続くということは視聴率がそれなりにあるからであり、意味不明で終わるのは視聴率が低下して打ち切るからだと推測できます。

ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言

2011年から2013年に放送されたアメリカのテレビドラマシリーズです。

日本では2012年にWOWOWで初回放送されていますが、私は2016年に今はもうないDlifeで見ました。

シーズン2までとてもおもしろかったのに、シーズン3から主人公以外の主要人物が何人か変わり急にどうしたの?という感じに。

ここで「あ~打ち切られるんだな」ってだいたいわかります。

調べると案の定打ち切りに。

評価は賛否両論で結局打ち切りの理由がわかりませんでした。

検死官の女性が主人公で死体から犯人を捜す話。

よくある話ですがおもしろかったので残念です。

クレオパトラな女たち

2012年に放送された日本のテレビドラマです。

美容整形をテーマにしたドラマでおもしろかったのですが急に展開が変わって終わりました。

本来10話あったのを8話で終わらせています。

安月給の大学病院を辞めて高給な美容クリニックで働く主人公男性が、女性スタッフや患者と接していく中で成長していく物語。

なんか変わった設定のドラマでした。

打ち切りの理由は「他の企画や局の編成方針との兼ね合い」とありましたが、そんなのは製作する前からわかるのではないでしょうか。

決して「視聴率低迷」ではないとのことですが、おもしろかったけれども変わった設定だったので、他のドラマに視聴率を持っていかれた感はあります。

打ち切られる理由

もうわかると思いますが視聴率低迷がトップでしょう。

次が予算ってとこでしょうか。

ガンガンに視聴率が上がってるような作品や安定した視聴率の作品なら打ち切られることはないですからね。

特に海外というかアメリカはそれが如実にあらわれます。

別の言い方をすると、視聴率通りに作品に反映されるということです。

撮影したのに放送されないことなんてザラにあると、アメリカで役者活動をしている日本人がテレビで言っていたのを思い出します。

放送される前からやめるので打ち切りどころの話ではありません。

シーズン1がおもしろくなくてそのまま2に続かずに打ち切りならまだわかりますけど、それなりにおもしろかったのに急に打ち切りが1番残念です。

日本のテレビドラマの場合はシリーズものは少ないため、一発もののドラマが打ち切られるのは、シリーズもので言えばシーズン1での打ち切りと同じなのでまあいいかと思えます。

しかしながら約束のネバーランドは原作が完結しているのにアニメの打ち切りはないでしょうに。

人気がないのならわかりますが、好きな作品だっただけに疑問です。

原作のおもしろさを知っている人なら、この作品自体の評価が下がることはないでしょうけど、知らない人ならアニメのシーズン1はおもしろかったはずなので、シーズン2を見て拍子抜けしたことでしょう。

私が原作者だったら作品の質が下がったように感じるのですがどうでしょうか?

まとめ

人気作品だった漫画「約束のネバーランド」のアニメがシーズン2で打ち切り完結となりました。

打ち切られた理由としては色々な噂がありますが明確にはわかりません。

あんな終わり方をするのなら放送中止にして「後は原作漫画読んでね」の方が作品の質が落ちないと思いますね。

過去にも打ち切りになった作品はたくさんありますが、そのほとんどが視聴率低迷でしょう。

最初から全然おもしろくないのならいいですけど、視聴者を引き付けておいての打ち切りは残念です。